経営者のひとりごと

目に見える物事の解像度は低い。

目に見える物事の解像度は低い。

「人と人は分かり合えない。」

正直、経営に携わっている人がこれを言うのは言い訳に聞こえる。

言い訳を超えて、怠慢にも感じる。

ただ、これは真実である。

大切なのは、分かり合えないことは「諦め」ではなく「前提」だということ。

物事への理解の度合いを「解像度を高める」と表現する時がある。

自分1人が解像度を高めたいなら、経験を増やすのが最善の方法だろう。

しかし誰かと共通の問題に対する解像度を高めたい場合、能力や意識の個人差がある故に「自分もやったことないから分からない」とさじを投げた経験は誰しもあるはず。

この“やったことないから分からない”は少々厄介な問題で

  • ちょっと考えたら分かる
  • それは想像力が足りない
  • あいつは勘所が悪い

経験値のある側は、ついそう思ってしまう。

当たり前だが、経験することが全てではない。

これを解消するのが言語化である。

互いの言葉で互いの解像度を高める作業こそが「対話」である。

どんなに経験値を増やしても、結局のところ目に見える物事の解像度は低い

人と人は分かり合えないのだから。

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「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け。」

もしかすると、これは今の時勢的に「早く行くにも、遠くへ行くにも“みんなで行け。”」なのかも知れない。

さぁ、昼からも頑張ろう。

Takanobu Maruyama